元気な父が80代になり、少しづつ
足腰が弱ってきました。
ですが、トイレも食事も自分でできるし、
介護は必要ないと思ってました。
先日、時間ができたので、1000ピースの本気なジグゾーパズルを一緒にしました。
父「ここかな~」
私「全然違うよ」
父「ここかな~」
私「・・・全然違う」
なんと、
四隅のピースを手に持っているのに、
中央部分の適当な位置にピースを合わせようとするのです。
誰が見ても、四隅のピースだと簡単にわかるのに。
私は心のなかで「あれっ」と不思議に思い、
結局、父は1ピースも合わせることができません。
後日、高齢者用のパズルを父にしてもらうことにしました。

すると、簡単な100ピースの大きなパズルであるにも関わらず、
父「これは難しいパズルだね。1日でできるかな?」
私「そうだね。がんばってやってみて」
私の心の中「え、そんなに、難しく感じるの?」
結局、私からヒントを与えつつ、父は6時間がかりで完成させました。
若い人がやれば、10分もかからないような簡単パズル。
認知機能が著しく低下していることは明らか。
子供の気付かぬうちに、親は意外と老化が進んでる。
まともに会話できるのも、あとどれ位のだろう。
今、会話できることに感謝しつつ、今後、介護がどれくらい必要になるのかと
頭をよぎるのでした。
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